1月号

雑誌を購読しなくなってから、どのくらいが経つだろうか。
ネットには無くて、ワクワクするような発見のない限り、わざわざ雑誌を買うことはない。
そのような物を、還暦を過ぎの爺いに提供するのは、並大抵ではあるまい。

とはいえ、ずっと定期購読している雑誌が私にはある。
岩波書店の「図書」だ。
この雑誌だけは、こちらの好奇心を刺激してくる。敬拝する。
よって、定期購読なのだ。