桑の実

画室近くの三差路に、大きな桑の樹が立っている。
昨日までその事を知らなかったが、通りかかると、道に沢山の桑の実が落ちて潰れていた。
上の枝では、鳥たちがキーキー鳴きながら飛び交って騒がしい。
 
服を汚す事が在ろうと、鳥が五月蝿かろうと、この一本の桑の樹がある事は幸せだ。
持ち主も、そう思っているのだろう。