飛んでいる時には恐怖をも感じるようなオオスズメバチだったのだが、こうして転がっているとだいぶ小さく見える。 指さえも食いちぎらんばかりだった鎌のような口も、今は閉じられて様子も窺えない。 しかし、虫眼鏡でのぞくと、その造形から禍々しさが蘇る。
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