2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

デンドロビューム

花は無い

犬張り子

御岳の古い民家に住む、写真家の吉本繁氏を訪問。奥多摩アートクラフトフェスティバルについて雑談。 話していて、正面のガラス障子に射す西陽に、思わず一枚。

シクラメン

青梅には過ぎたコーヒーショップ「ねじ巻き雲」へ寄る。 味は言うまでもないのだが、冷やかしながらマスターのコレクションを眺めるのも、最近は楽しみになっている。

ハタハタ

朝起きて昨日の水墨を見る。思ったほどの迷走はしていないようだ。救いようがありそうに思える。 まだ油断はできないし、描き直しの可能性も低くはない。 しかし、希望はある。 この能天気さが必要だという事が、今になって判る。

唐子の煎茶茶碗

一日水墨を描く。混乱状態に落ち込む。全く判らなくなってしまう。 この場所には良く来てしまうのだが、何度経験しても慣れないし、嫌な場所だ。 掴まないと帰れないので、体力と気力の勝負になって来る。だから水墨は嫌だと言ったのにと、内なる声がする。

ラジオ

昨年から構想していて、この2週間ほどかけて集中して描いていた水墨画が失敗に終わる。 ほとんどの部分が完璧だったのだが、一カ所気に食わない部分があり、それをカバーしようとしていたのだが、結局駄目だった。 また一から描き直さなければならないと思…

重ね皿

何を描いたのか判らないなぁ〜? これは絵の具の重ね皿です。といっても判らないかもしれない。白い磁器製の絵の具皿が重なっていて、上に蓋が載っているのです。

枇杷の葉

アカギレに枇杷の葉湿布が良いというので、早速試す。結果はいかに?

指サック

硯や筆を洗ったり、絵の具を溶いたりと、一日中水仕事をしている。 この時期になれば、必然的にアカギレ・シモヤケとなる。 手にできたヒビ・アカギレには、その開いた傷の中に絵の具が溜まり込んで、ますます酷くなって行く。今年は注意していたのだが、こ…

仮面

絵の具など

釜ケ淵で写生をしていたら、目の前でカワセミが一生懸命に漁をしていた。 何度も水に向かって嘴を突っ込んでいるのだが、寒いのか及び腰である。 成果があるのか無いのかは、遠くて判らなかったが、少なくとも大漁ではなかったようだ。

会議

水墨で裸婦を描いている。 全紙くらいになると、かなりの集中が必要なので、出てくる物が思惑と違っていることが多い。 そうか、こんなになってしまったのか、と自分を眺める。

おもちゃの自動車

浅川マキが17日に亡くなった。ひどく大切な物を無くしたのだという事は判るのだが、それが何なのかが良くわからない。 生きて行くという事や、人間という物の在り方に関わる問題に触れているのだという事は判っている。 昨日から水墨作に入っている。 何と…

鉛筆

井戸茶盌、楽・織部・光悦の茶盌の写真を見ていた。 轆轤というのは筆と同じだなぁと思う。 柳宗悦は一連の手捻り茶盌が嫌いで、「ひねこび」ているとこき下ろしていた。 しかし、井戸が朝鮮の下手物の大量生産品であるという説には賛成しかねる。 従って、…

鳥の玩具

朝から画室にこもる。10号くらいの絵を何枚か先に進める。 本当は水墨の全紙、全紙2枚続きを描かなくてはいけないのだが、体が拒否しているのだ。 長期にわたって極度の精神集中をしなければならないので、体がそれを嫌がっている。 少しずつそちらの方へ…

鉈(抜き身)

このところの疲れが出て起床が9時頃となる。 「アースガーデン」にて、奥多摩アートクラフトフェスティバルについて雑談。 そろそろ今年の計画を練って行かなければならない時期となっている。 夜、絵の具の作業。

水仙

早朝六時集合で、賽の神ドントの片付け作業。夜が明けていないので、車のライトの下で凍った燃え殻を一輪車で運び出す。 午前中かかって祭りの会計処理。午後から松屋の「川喜田半泥子」を観に行く。一寸押さえておきたかった。 いろいろと考えさせられると…

侘助3

花の落ちたのを写す

鉈(鞘)

心配した積雪は大した事がなかった。6時過ぎから、1時間半ほどをかけて除雪。 普段は筆より重い物は持たない主義なのだが、連日の野良仕事で体中が痛い。 室温が12度くらいなので膠が固まって仕事がはかどらない。加熱しながらだと、膠が変質してしまっ…

侘助2

天気予報通りに午後になって雪が積もりだす。これが止み終わる夜半にどの程度積もっているかが問題だ。雪が降り出した頃に、あわてて着雪で倒れ込んできそうな、道脇の竹を伐る。 ついでに、竹は虫のつかない今頃に採取しておくのが正しいので、余分に自家用…

水仙

朝から、自治会の若手(アラカン連中)と賽の神行事のドントのために、山へ登ったり、樹を切ったりの一日。今年は超若手新人である卓真がダンプを運転してくれたので助かる。 終わってから、融凍剤を14袋ばかり担いで、地域へ配置。夕食後になってやっと画…

蓮の葉

侘助

朝起きると、昨夜の雪がうっすらと残っていた。アラカン3人で1時間ほどかけて除雪。 そろそろ雪も降るようになってきた。これからが積雪の時期なので、恐々としている。何十センチも降るようなことにならないように祈るばかり。

栄螺2

栄螺は難物だなぁ〜

土偶展

上野の博物館の「土偶展」を観に行く。 大英博物館への出張帰りの展覧会なので、作品数はそれほど多くはないが、秀品が並ぶ。 色々の事を考えさせられる展示で、とても刺激的だった。 久しぶりに自分の持っている感覚が、いっぱいに感応しているのが判る。 …

虚々日々帳 初日

今日からこのブログは「曇庵 虚々日々帳」である。こちらに心構えが無いのに変わってしまった。 ちょっと家を出たついでに(役場に「奥多摩アート・クラフトフェスティバル」の報告書の不足分を出しに行った)、写生を4枚ほどする。本当は鉛筆でやりたかっ…

風景

画室で絵を描いていると、どうしても観念的になる。こういう時には写生が一番の薬。 7〜8枚筆で写生をすると、感覚が働きだす。

蟹の爪

こういう物を見ると、感情移入をしてしまう。 ブツブツ、トゲトゲ うわ〜!

こうした指の短い手というのは、職人に向いていると上原卓先生に言われた事がある。 そんな何十年もの昔の些細な事を思い出すのは、新年の何かしら心理的なものが働いているのかもしれない。

コート