2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

朽ち木の茸

土踏まずの一日になりそうなので、封筒を手にしてポストまで出かけた。 高齢者ばかりになった集落なので、道の掃除もままならず、石垣沿いに雑草や落ち葉が溜まっている。 ふと目に止まったのが、この朽ち木。 苔と茸の生え具合が絶妙。 拾って庭先のテーブ…

山梨

朝方、落ち葉を掃除していて山梨を拾う。絵になると思って、幾つか拾いはじめた。中には動物の齧った跡がある物も・・・それとも鳥だろうか? ついでに落ち葉も拾う。先日の雨でほとんどが濡れ果てて茶色く堆積している。 丁寧に一枚一枚拾いながら、ふと、…

メジロを拾う

散歩の途中でメジロを拾う。頭に打撃を受けていて、どうやら大きな鳥にやられたようだ。 しかし、この写生は下手だなぁ〜。まぁ、慣れないという事で言い訳としておこう。

高野箒

描いていて、花が薊と似ているのに気がつく。キク科という事らしい。 集めて箒の材料としたというが、奥多摩ではそれほどは生えていない。

山ー目が変わる

このデッサンを見ても、普通の人は何とも思わないだろう。 しかし、描いた本人は驚いている。 今までのデッサンと全然違うからだ。 明らかに、目が違ってきている。 良い悪いの問題ではなく、その変化にただ驚いている。 何が変わったのだろう? どうやら、…

大文字草を眺める

秋の花は小振りなのだが、回りの自然の色調が鈍くなっているので、その色が印象的だ。 鉢に植えた大文字草を、重なった鉢の間から引っ張り出して、ベランダの机の上や食卓の上において、眺める。 何を眺めているのだろうと思う。なにか、後ろにあるのだ。

ファッション写真

ファッション誌の写真を見て写してみる。 どうなんだろう? 幾つにも作られたフィルターを、さらに読み替える事の作業は、結構難しそうだ。 今回は失敗。

薊 山に秋風が吹きだすと

山に秋風が吹きだすと、急に寂しくなる。 総てが、冬に向かっての回転を始めた事を意識するからだろう。 畑や山の仕事も家の周りの仕事も、総てが冬に向かって時間読みが始まるのだ。 花に集まる虫たちにも、なにか慌ただしさを感じるようになる。

額屋を探して

今まで永年付き合ってきた額屋がだめになったので、新しい額屋を探して墨田区までやって来た。 チェーン店で珈琲を頼んだのだが、このあたりではの、独特の風があって面白い。しばしオバサンたちの会話に耳を傾ける。 しかし、額屋については諦めた。こうし…

秋海棠ー日本画という物を考える時

日本画という物を考える時、それを単なる素材の問題と考えて、油彩に対する膠彩と呼んだり、歴史的な観点から、国家主義的な産物に過ぎないという論議はそれなりに面白いが、画家としては学者たちの仕事と余所事に聞く。しかし、そんな発言が大手を振るうよ…