2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

酸漿を描いた

放出ばかりで、学んだり考えたりする時間が少なくなるのは、年齢が上がると仕方のない事ではあるかも知れない。 それなりに、やりくりはできるようになっては来るのだが、切実な問題として意識されている。 最低限の稽古ができなくなったら、終わりなのだか…

雨続き

このところ雨が多い。それに時ならぬ雷雨、豪雨も多い。 湿度が60〜80%で、これは水墨・日本画を描くには良くない状態だ。 おかげで仕事が進まない。良い結果が生まれないので、やる気も失せる。 天気予報をみると、当分これが続くという。 いやはや。 天の…

豆絞り

誕生日の祝いに何か贈ってくれるというので、豆絞りの手拭いをリクエストした。 以前から、なんで、昔から続くこのデザインが面白くないのか疑問に思っていた。 何が良くて、いままで引き続いて支持されてきたのか、さっぱり解らないのだ。 ところが、たまた…

友人Tの肖像

先月の西宮の個展の際に、大阪で入院していた古い友人を見舞った。 小学校から大学まで、永い学校生活の中でも、一番の最悪は中学校だった。 あの頃は、ひたすらに3年間のお勤めを果たすことだけを願っていた。その時代に知り合った唯一の友人だ。 何もして…

手拭い

昨日アミューズミュージアムで手拭いの展示を観た。 中に、瓢箪を扱ったものがあり、その配置の間が絶妙なので、同じ物を買い求めてきた。 ところが、この有り様である。 単純に瓢箪を並べただけの物に、成り下がってしまっている。 情けない。

夏のはじまり

まだ梅雨の内なのだろうが、気分は夏になっている。 カエルとトラツグミの声が夜の闇の中から聞こえてくる。 評判になっている「なめらかな社会とその敵」を読んでいる。 若い人がこのような本を書いた事に希望を感じる。 図書館のリクエストは20人待ちだ…