忘年会の景品で仏手柑が当たった。 年末に仏の手で救われるのなら、今年のあれこれは福に転ずるかと喜ふ。 ついでに之を絵にしようと試みている内に、この仏手がだんだんに不気味に見えてきた。 幾つもの突起が妖怪の指のようでもある。 今昔物語に、ある僧…
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