虚々日々帳 初日

今日からこのブログは「曇庵 虚々日々帳」である。こちらに心構えが無いのに変わってしまった。



ちょっと家を出たついでに(役場に「奥多摩アート・クラフトフェスティバル」の報告書の不足分を出しに行った)、写生を4枚ほどする。本当は鉛筆でやりたかったのだが、無理矢理に筆にする。
体に染み付いた鉛筆文法を筆文法にというか、鉛筆語を筆語にというか、鉛筆目を筆目に鍛え直そうというのだ。どうも、水墨画にはそれが必要のようだ。
しかし、アラカンのする事だろうか? 少々心配だが、なにもう後戻りのできない年齢となってしまっては、前に進む他ないのだ。
退路が無いのは昔からのことだ。

筆を握り始めて2日目。やっと少し体が反応してきたが、まだ感度が相当に鈍い。
特に風景は野外という事も有って随分とエネルギーを使う。体のどこか(頭の中なのか?)で、固着した部分がバキバキ音を立てているのが判る。