雑誌「図書」

 最近雑誌を見なくなった。面白くないのだ。
 それは年を食って、新たに興味を引く物が少なくなったこともある。
 と、思っていたのだが、この岩波書店の広報誌「図書」は郵便代を払って届けてもらっている。
 何が面白いかというと、自力では出会うことがないであろう文章が読めることにある。
 そのような文章は一寸抵抗のあるもので、紙の上に印刷されていて、読み易いということが重要なポイントになっている。これが液晶の上だったら、直ぐに諦めるだろう。

 雑誌というのは結構微妙な物なのだと思わされる。