印箱

 18日からの京都個展の為に、作品に印を押しながら額入れを続けている。
何だかんだといいつつ印も増えてきて、箱からはみ出している。
 
 印というのは面白いもので、自分の主張だらけの画面の中に、他人の世界が入ってくることになる。

 私はそれが面白いので、自刻の印を押すことはしたくない。