芍薬、牡丹、薔薇


 
牡丹の花が駄目になって、台木になっていた芍薬が咲き出した。
芍薬の花はもしかしたらボタンよりも奇麗かも知れない。
でも、草本なので枝がなく、情緒に欠ける。
牡丹が花の王であるのは、木本であるからだ。
 
西欧の花の女王は薔薇である。
当然これも木本である。
水墨で薔薇を描こうと思っているのだが、違和感のないのが面白い。