淀み


 
川の岸に座って写生をする。久しぶりの事だ。
はじめ、水彩画で描いていたのだが、それでは面白くないので筆をとり出した。
 
筆の線はスリリングで面白い。
しかし、だから面白くないと云う人も居る。安心して見て居られないので、疲れると云うのだ。
そんなに毎日の生活に疲れているのだろうか。

日常に疲れ果てているから、一瞬の光り輝く時が欲しいと思うのだが、それは疲れる事だと云うのだ。
人間を放棄しているなぁ〜