ゴーヤ


 
個展を終えて、都心生活から奥多摩の山へ帰ると、気温がすっかり秋の冷気に変わっている事に気がつく。
台所の前に植えたゴーヤもそろそろ終いだ。
 
大分に住んでいた、嫁ハンの祖父が好きだったというのを思い出して、ゴーヤを焼いて味噌で食う。
生前に一度会っただけなのだが、思い出として大事にしている。
今夜のおかずは、これと期限切れの豆腐で作った湯豆腐。