シロハツ


 
梅雨の雨のあい間を縫って、久しぶりに峰谷川沿いに歩く。
ガクアジサイの花の様子をみたり、腐りかけたタイザンボクの実を拾ったりして行くと、大きなキノコが見えた。
食用かどうかは判らないけど、嬉しくなって、丁寧に掘り起こしてきた。
シロハツだった。
 
この一ヶ月ほどの間に、色々な変化が在り、もう以前のように絵を描くことが出来なくなっているのだが、こうした物を見ると、写す事はできるようだ。
安心して良いのか、悲しむべきことなのかは判らない。