銀座プロムナードギャラリー

銀座プロムナードギャラリーの展覧会もいよいよ17日(土)の午前中で終わる。
友人が ショーウィンドウを覗いて、メールをくれた。

〓不思議な山水画が銀座の臍の真下を貫く地下道に並んでいる。前人未踏の修験道のような顕現だ。座標をもたない山水が疑いようもなく目の前にある。見たこともない露呈に重力を失って佇む?破墨は時空の電解炉、余白は変化転生する稠密な表白。めぐる季節さえ潜伏する先でない。視力のかぎり「山水」の由来と衝突を切り結ぶ。孤絶の一挙手一投足。果たし合いの必法=筆法だ。足跡を残す暇はない。「歩む菩薩」は踵を返しつつ背中向きで正面きって来る。水墨で描かれた山水画の枠や定石、完成なるものを、するりと突き抜けて、あらたな肉体=表現を体得しようと修験道を拓き続ける。「挑戦する山水」見物は画家の能天気にあやかれるか否か?
各々方、まじないを信じよう。ひとりひとりの真下に陸沈する「山水」を塹り進もう。〓渡辺清


大原氏もブログに写真と文章を書いてくれた。http://oharax.exblog.jp/23730606/

彼らの感性はやはり鋭いなぁ〜。こちらの手はお見通し、というところか?